朝起きた時の腰の痛み。
それはとてもつらいものですよね。私も以前は頻繁に腰を痛めてしまうことがありました。起き上がるとき、階段を下るとき、座るとき、自転車をこぐときなど、腰は体全体を支えてくれるとても大事なところです。
しかし、腰痛によってほとんどの行動が制限されてしまいます。私は最近はインドア派であまり体を動かさないのですが、それでも腰痛というものは容赦なく襲ってきますので、身近でありながら面倒な症状の1つです。
さらにその日の内に腰痛がなくなるようにするのは難しいでしょう。
犯罪や病気と同じで、起こってからでは遅いのです。
起こらないように対策することがとっても大事です。私は対策なんてしてこなかったし、大体対策方法なんてこれっぽっちも知りませんでした。だから腰痛に悩まされたのです。
腰痛があるかないかでその日の1日をどう過ごすか変わってきます。そんな大切な腰の管理を私はしておらず、何回も痛い目を見てきました。
ようやく私はこれではいけないと思い、対策方法を色々調べてみました。その中でも興味を持ったのが「タオル」を使った対策方法です。その名の通り、枕の代わりにタオルを使ったり、枕と併用したりして腰痛の対策をしようということです。
この方法で私の寝起きは毎日快適になり、1日の過ごし方も変わることもなくなり、そのおかげで生活も安定して、ストレスもなく生活することができています。
この記事ではそんなタオルを使った腰痛を防ぐ方法について解説していきたいと思います。
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腰痛が起こらない寝方とは?
睡眠時間というのは1日の中でもかなりの時間を費やします。普通に座っているだけでも2時間ほど同じ体勢でいると辛くなってきますよね?寝るときは6~8時間ほどあるわけです。
しかも寝ている間はどんな体勢に変わるかわからないので、正しい姿勢で眠ることが腰を守るためには大切です。
1番腰に負担が掛からない体勢は「仰向け」です。
しかし、地球に住んでいる以上、重力には逆らえませんので0にすることはできません。仰向けでも腰痛になってしまう人もいると思いますが、腰に1番優しいのは仰向けで正しい姿勢で眠ることが大切です。
さらに枕の高さも大切です。人間の背骨というものは首から腰まで繋がっています。背骨はゆるやかなカーブを描いているのが基本の姿勢です。
この体勢からずれると、カーブが維持できなくなりそれが腰痛へと繋ります。枕の高さが合っていないとこの形を崩すことになるので、それが「腰痛」へと変わってくるのですね。
なので、この姿勢をキープするように意識することが大事です。枕の高さは仰向けになって5度~15度くらい下を向くようになるのがベストな高さです。
うつ伏せで寝ている方は、この形を大きく崩すことになる他、呼吸もしにくいので1番良くない寝方なので注意してください。
タオルを使うメリットって?
タオルを使うメリットはまず、「コストが掛からないこと」です。タオルはどの家庭でも数枚はあるものですよね?さらにタオルは人の肌に優しい素材を使っているので寝具に使うのにも向いているものなのです。
もう1つの大きなメリットは「自由にカスタマイズできること」です。タオルというものは別に何枚でも使っても良いわけですから、使う枚数や、折りたたみ方で自分の好みの形にすることができます。
高さを調節するのも他の枕ではできないものがほとんどですが、タオルは重ねて簡単に高さを調節できるのです。
枕の柔らかさもタオルの素材によって自由自在に変えることもできます。
例えばタオルケットは硬めの素材で、硬めが好きな人にはおすすめですし、夏場の掛布団に、昼寝の掛布団にもなるのでおすすめです。私も昼寝時はリビングで布団に変えて使っています。
さらに「洗濯が簡単にできること」もメリットではないでしょうか。他の枕だと洗濯ができないものが存在しますが、タオルはそんな心配はありません。
ほとんど毎日洗濯しなければなりませんが、毎日清潔に使うことができます。
ただし、寝ている間に形が崩れやすいというデメリットもあるので、作った形を特に肌触りが良い素材のタオルで包んだり、紐やゴムなどで固定したりして、工夫するのがおすすめです。これなら肌触りがよく、形もしっかり固定することができます。
タオルには色々ありますが、比較的大きく、肌触りが良い「バスタオル」がおすすめです。
タオルの使い方は?
先ほども言った通り、寝るときの体勢は、背骨の基本の形のゆるやかなカーブを崩さないことと、そのためのベストな高さを守ることが大切です。例えばこの形、
後頭部に折りたたんだタオルを重ねて、丸めたタオルを首元に置く形。これによりベストな高さで首を固定することもできるので正しい姿勢で眠ることができます。
このほかにも首だけに置く、頭に重ねたタオルだけを置くというのも人それぞれなので、自分に合ったベストな置き方を試してみましょう。
枕と併用するのもおすすめです。好きな肌触りのタオルを枕に包むだけでも寝心地が変わりますし、枕はそのままで首元に丸めたタオルを置くなど、愛用の枕がある方でも簡単にできることですし、緩やかなカーブを守るための手助けになるものなので是非試してみてはいかがでしょうか。
タオルの様々な使い方
タオルには様々な使い道がある万能な発明品です。枕代わりになるだけじゃありません。
「膝に敷いて寝る」
寝ているときの膝による腰への負担は意外と大きいのです。
そこで膝の下にタオルを敷くことで股関節の曲りが緩和されて、それが腰痛の改善へと繋がります。
腰にタオルを置いた方が痛みを軽減することができるのでは?
と思う方もいるのではないでしょうか?その場合はタオルを当てるだけにしましょう。腰の高さをあまりに変えてしまうと、ゆるやかなカーブを崩すことになって、かえって腰を痛めてしまうことになり、おすすめできません。
「膝の間に挟む」
こちらは横向きで眠る人におすすめできる使い方です。こうすることで特に上になった膝の腰への負担を軽減することができます。
軽減はできても0にすることはできないので左右どちらの足を下にするかによって負担が掛かる足が決まります。その時の体の調子によって下にする足を決めてみてください。
個人的にも膝のふんわり具合も含めて、腰への負担も少ないのでかなりおすすめできる方法です。
タオル枕と正しい姿勢で腰痛を改善まとめ
まとめ
・腰痛にならないためには背骨をゆるやかなカーブを描くように心がける!
・コストが掛からず、常に清潔で自由度が高いのがタオルのメリット!
・頭や首以外にも、膝下に敷いたり、挟んだりするのも改善への近道!
いかがでしたでしょうか?
タオルは色々な使い方ができますし、色々な場所で使うことができます。家の中では持ち運びも簡単なので、どこでも寝床を作ることができるのもメリットの1つではないでしょうか?
私も寝室や、リビングで同じタオルを様々な形に変身させて心地よい眠りの世界に行くことができています。もちろん眠りの世界から帰ってきた時も、腰はもちろん、肩や首の痛みもなく、快適な現実世界を過ごすことができています。
眠りに一工夫することでこんな簡単に改善することができるなんて、今でもびっくりしています。小さなことですが、その効果はかなり大きなものだと思います。
あなたもそのひと工夫で、腰痛がない1日を取り返してみてはいかがでしょうか?