長時間の車の運転ってしんどいですよね?
ちゃんと休憩して仮眠をとっていますか?
運転免許を持っている方はほとんどの人がご存じだと思うのですが、運転中って2時間に一回休憩をとることが好ましいとされています。
そうなんです。残念ながら教習所で仮眠の仕方って習わないんですよね…。
車の中の仮眠ってコツを知らないと人に迷惑をかけてしまうことになってしまったり、自分の命を危機にさらしてしまうことになりかねないのです。
正直、こんな大事な話私は免許を取る過程で教えないといけないと思います。
もしそれを知らなくて、運転中に適度に仮眠をとらなかったせいで重度の事故などのトラブルに巻き込まれる可能性があったら大変ですよね?
そんなあなたのために車での仮眠についてまとめてみました。是非この記事を参考にして安全運転を心がけましょう!
仮眠ってどれくらい大事なの?
一般ドライバーなら仮眠を含む休憩を運転中に取り入れることが大切だとよくわかっていると思いますが、ここで再確認しておきましょう!
長時間運転を続けていると下のような症状が出てきます。
- 長時間運転することによる集中力の低下
- 疲れによる眠気
- 長時間による同じ体制の体の凝り
- 長時間の目の集中による目の疲れ
このような症状が徐々に出てきます。
これの怖いところは症状が徐々に出てくるところで自覚症状があまりないというところです。
だから意識的に仮眠をとることが大切なんです。
車でどうやって仮眠をとるの?
では実際どうやって車の中で仮眠をとればいいのでしょうか?
まずは仮眠をする場所探しが重要です。
もちろん迷惑がかかる場所で仮眠してはいけません。仮眠をする場所として用意されているのが高速道路でのサービスエリア、パーキングエリア、道の駅です。
ここで少し豆知識なんですが、人気があって混んでいるサービスエリア、パーキングエリア、道の駅はやめておきましょう。というのも本来はドライバーが休憩する場所で正しいのですが、他の場所もあるのに…と白い目で見られる場合も少なくありませんからね。なのであまり混んでいないところを狙っていきましょう。
次はエンジンを切って寝る準備をしましょう!
座席を倒したりして眠れる環境作りです。
できるだけ平らな場所を作って横になれるスペースを作るとより疲れが取れやすくなります!!
最近の車は後ろの席を前に倒すことでフルフラットにすることができます。ぜひ、自分の車は対応しているのか確認してみてください!
フルフラットシートに対応していなくても大丈夫です。
座席のリクライニングを全開にして眠るとそれに近い効果を得られます。但し、リクライニングにせよ、フルフラットシートにせよ、しょせん車のシートです…。
完全に真っ平にすることはできません。マットやシートを使って寝ることをお勧めします。
後は起きる時間を決めて寝るだけです!!
これから車で使えるおすすめのマットを紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
エアーベッド
このマットは車の中で使うために作られたマットです。かなり大きいので二人分寝転ぶことができるようになっています。
しかも枕も一緒に入っているので寝心地は抜群です。さらに、空気を入れて使うものなので、コンパクトに収納することができます。補修シールも一緒についているのでもし敗れてしまっても自分で修理することができ、大切に使うことができますよ!
車で仮眠をする際の危険性と注意点
車で仮眠をとった際に何かトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
次はその危険性と注意点についてまとめてみたので参考にしてみてください。
エンジンをかけっぱなしにしない
夏の暑い日や冬の寒い日にはエンジンをかけてエアコンをつけて眠りたいですよね。
でもこれがとても危険なんです!!
眠っている間に車の排気ガスが車内に入ってしまい、一酸化炭素中毒になる恐れがあるのです。特に冬場はマフラーが雪でつまってしまい、その状態になりやすく大変危険です。
さらにエンジンをつけっぱなしにしていると寝ている間に無意識にアクセルを踏んでしまい、火災になってしまうという事件も少なくありません。
絶対に仮眠をとるときはエンジンは切るようにしましょう。
その代わりに熱いときは窓を開けたり、寒いときは厚着をしたりするといいかもしれませんね。
車上荒らし
寝ているときに怖いのがこれです。知らない間に貴重品が全部盗まれたなんて被害もよく聞きます。
仮眠をとる際はできるだけ人通りの多いサービスエリア、パーキングエリア、道の駅で車を止めるか、明るい場所を選びましょう。
そして必ず車の鍵を閉め、窓の開放は最小限にしておきましょう。
エコノミー症候群
エコノミー症候群というのは長時間同じ姿勢でいることによって血の巡りが悪くなってしまい、足の血管に血栓ができてしまう症状のことをいいます。
それで足が痛むくらいならいいのですが、その血栓が肺の方へ行ってしまうと呼吸が苦しくなったりしてしまいます。できるだけ横になって寝るか、それができないのであればこまめに外に出て伸びをしたり、ストレッチを行うと血流がよくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
運転中の仮眠って本当に大事なんですよ!!
その大切さや仮眠の仕方が伝わっていたら幸いです。
是非この記事を参考にして、上手に仮眠をとれるドライバーになってください!!