うたた寝して起きたら何故か頭痛！？
あなたもそんな経験がありませんか？自分もうたた寝して夕方に起きたら頭が圧迫されるような痛みに襲われたことがあります。頭痛がするのでしばらく動く気になれませんでした。
当たり前ですが、そんな現象も科学的な理由があるんですね。しっかり昼寝したはずなのに、なんでうたた寝後に頭痛が起きるのか不思議でしたが頭痛のメカニズムを知った時は「なるほど！ガッテン！」と言うほど目からウロコが落ちました。
それもうたた寝後に起きる頭痛にも2パターンがあるんです。
これからお伝えしていきますが、頭痛のタイプを知ったらあなたも「あ！こんな感じの痛みは私も覚えがある！」と思い出すかもしれません。
今からうたた寝に起きる頭痛のタイプと対処法をご説明します。
うたた寝の頭痛の2パターン
うたた寝後に起こる頭痛はタイプによって痛み方も違います。たった今この記事を読んでいるあなたを悩ませている痛みの正体はこれです！
緊張型頭痛
精神的なストレスによる頭痛で首から肩、背中にかけて筋肉が緊張した状態です。
デスクワーカーに多く、長時間うつむいた同じ姿勢でいると筋肉が緊張したり、血流が悪くなることで引き起こします。それによって肩こりも伴い、体がだるく感じます。
痛み方も激しくはないものの鈍痛が長時間もしくは何日も続くのが特徴です。長いスパンでダラダラと痛みが続くので気分的にブルーになります。頭がなんとなく重く感じるのがこの緊張型頭痛なのです。
偏頭痛
「ズキンズキン」と脈打つような激しい痛みに襲われるのが偏頭痛の特徴です。
頭の一部もしくは全体に痛むことがあります。昼寝の心地よさに脳の血管が拡張されて神経が圧迫されるために頭痛を引き起こしているのです。
痛み方は緊張型頭痛と違って痛んだり治ったりの繰り返しです。突然痛みが襲ってくる意味では怖いですね。また、体を動かすことで頭に振動が加わると痛むこともあります。そして吐き気までもよおすことも。これもまたしんどいですね。
うたた寝が心地良すぎて寝過ぎてしまったことはありませんか？
偏頭痛は長時間にわたる睡眠で起こることもしばしばあります。
だから寝起きに頭が痛くなるんだね！
頭痛から解放されたい！対策をタイプ別に紹介！
毎回頭痛に悩まされていたら、気分的にも憂鬱ですね。やる気も起きないし精神上良くありません。
でも心配ありません！頭痛の対処法はちゃんとあるんです！今からタイプ別に対策をご紹介します！
タイプ①緊張型頭痛の場合
軽い運動
緊張型頭痛は筋肉が緊張状態にあるのでストレッチなどで体をほぐすことをお勧めします。
枕を変える
枕が高過ぎると寝姿勢が悪くなって肩こりを起こしてしまいます。お使いの枕がご自分に合っているかチェックしましょう。
寝る前に入浴
こちらは予防策になりますが、緊張型頭痛は血流が悪くなることから起こるので何よりも体を温めることが大事です。ぬるめのお湯で特に首や肩を温めましょう。両手を首に組むと、首回りがほぐれてきます。
入浴は寝る直前ではなく2時間前には済ませましょう。
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タイプ②偏頭痛の場合
カフェインを摂取する
拡張した血管を収縮させるためにカフェインは効果的です。コーヒー、日本茶、紅茶を一杯飲むと良いでしょう。但し、飲み過ぎるとカフェインが切れた時に血管をまた拡張させてしまうので注意です。
首回りを冷やす
濡れタオルや保冷剤などで首や肩を冷やすと、血管を収縮させて頭痛を和らげることができます。
暗いところで安静
偏頭痛が起こっている時は音や光に敏感になります。痛みがまだある時は暗い場所で安静しましょう。プラスして氷枕で頭を冷やすと良いです。
寝すぎに注意
偏頭痛は寝過ぎた時も起こります。うたた寝でも30分以内にしましょう。
まとめ
うたた寝後の頭痛タイプのまとめ
・緊張型頭痛
筋肉の緊張から起こる頭痛で長いスパンで鈍い痛みが続くのか特徴。肩こりを伴うことが多い。
・偏頭痛
脳の血管が拡張することで起こり、ズキズキした痛みが反復する。吐き気をもよおすことがある。
緊張型頭痛の対策のまとめ
・軽い運動
・枕を変える
・寝る2時間前に入浴
偏頭痛の対策のまとめ
・カフェインの摂取
・首回りを冷やす
・暗い場所で安静
・寝る時は30分以内
寝起きの頭痛は緊張型頭痛と偏頭痛の2パターンがあります。もし頭痛が起きてしまったらタイプに合わせて解消できると良いですね。