タオルってただ汗や水滴を拭くだけではないことに気がついていましたか?
タオルは色々な種類があります。ビーチタオル、バスタオル、スポーツタオル、タオルケットなど。用途が違ってくるから当然名前も違ってくるのですが、基本は「タオル」なのです。つまり、タオルというものは様々な使い道がある万能な発明品なのです。
肌触りもいいし、折りたたみやすいので、時には枕の代わりにだってなることができます。
私のまわりにも普段、枕は使わない派と言いますか、枕をあまり上手に使うことができない人達がいます。枕って高すぎても低すぎても血流が悪くなって体調を崩す原因になったり、肩こりや、首や腰を痛めたりもします。そこでベストな高さの枕を使うわけですが、正直に言って彼らにはベストな高さの枕は合いませんでした。
ベストな高さで眠っても首が疲れるし、かといって高すぎる枕で眠ったとしても、寝る直前は快適ですが、寝起きはすごく体がだるいらしいのです。なので、朝起きてきたときはとても良い状態とは言えませんでした。
世の中には当たり前の行動でも向き不向きというものはあるものなのです。
夏場には「タオルケット」を布団の変わりに使っているようですが、それでも暑いので体にはかぶせず、その代わりにそれをくるめたり畳んだりして枕代わりのように使っていました。
そのことに気がついた私は、「じゃあ枕じゃなくてタオルで代用すればいいのでは?」と考え、タオルを使ってみたところ、特に違和感なく眠ることができたのです。
しかも気に入らなかったら高さを調節でき、素材もタオルを変えることでそのときに合わせた枕を作ることもできます。
そこで私はタオルの様々な使い道を改めて知ることができました。
この記事では枕を使わずにタオルで代用する、タオル枕を紹介していきたいと思います。
タオル枕ってどんなもの?
タオルは汚れをふき取ったり、汗をふき取ったり、水や飲み物をこぼしたときにふき取ったり、そして寝るときのお供になったりと様々な用途があります。例えば、比較的大きい「バスタオル」ってありますよね?あれは風呂上りに体を拭くときは「バスタオル」ですし、小さく切って携帯して汗を拭くとなると「スポーツタオル」に、汚れをふき取れるように切り取ると「ぞうきん」になります。
タオルは用途に応じて名前が変わる道具なのです。そんなタオルを、枕として使うことも可能なのです。さらにタオルというものは人間の肌に優しい素材で、吸水性や通気性も良いので、そこが様々な使い道が生まれるきっかけなのではないでしょうか?
タオル枕を使うメリットとデメリットは?
タオルを使うメリットの1つは簡単に作ることができてコストが掛からないことです。コストが掛からないので色々なタオルで手軽に試すことができますね。ただし枕ではなく、あくまでも「タオル」なので慣れてくると頭に違和感があったり、高さに違和感が出たり、硬く感じるたりことがあります。
そう感じた日は、そのときの体調に合わせてタオルを変えることで高さを調節したりタオルの種類を変えてみたりしてみてはいかがでしょうか?
もう1つは、洗濯が簡単にできるという点です。枕だと種類によっては洗濯できない枕って多いと思いますが、洗濯できないタオルなんて聞いたことないですよね?タオルを使う場合は清潔にして、なるべく毎日洗うようにしてください。
さらにもう1つ、形を自由にカスタマイズできるという利点があります。タオルの折り方や、使う量によっては色々な形を生み出すことができ、自分にあわせて形をアレンジすることが簡単にできます。自分にあったベストなものを生み出すことができるので、健康にもつながります。
だだし、タオルを折りたたんだり丸めたりして形を作るため、寝ている間に形が崩れてしまうことがあるので注意が必要です。そういった場合は、使ったタオルをすべて別のタオルで包むなど、工夫をしてみてください。
ベストな枕の高さとは?
ベストな枕の高さは、仰向けの場合だと背骨が「ゆるやかなS字」を描くように眠るのがベストです。簡単に言うと、まっすぐに寝て頭をほんの少し、5度~15度くらい首を下に向ける感じです。普段立っている状態のまま、寝転ぶ感じです。
横向きに眠る場合は、額、首、背骨が一直線になるような体勢で眠るのがベストです。
ベストな高さで眠ると、圧迫によって血流が悪くなるのを防ぎます。前進に血が流れるので、体調を崩すのを防ぎ、首、肩、腰を痛めるのも防ぐことになります。
また、いびきの改善にもつながります。ベストな高さで眠ることで、体に起こる様々な異変を防ぐことができます。
どのタオルを使えばいいの?
色々な種類のタオルがあるけど、じゃあどれを使うのがいいの?となると思います。それは自分の好みがあると思いますが、主に使われるのが「バスタオル」です。バスタオルは比較的、大きさと厚さが枕にするには1番良いのではないでしょうか?なので「肌触りがいいバスタオル」を基準に選ぶのがおすすめです。
タオル枕は、他の枕とは違って、どうしても比較的硬めのものになってしまうので、やわらかいものが好きな人は、やわらかいふんわりとしたものを選ぶのがおすすめです。ちなみに私は硬めがすきなので、バスタオルではなくタオルケットを使用します。
タオルケットは寝具に特化したタオルです。なので、時には枕に、時には布団に変身します。就寝時や昼寝にも最適なので、バスタオル以外にもタオルケットもおすすめです。
タオル枕を使って眠る方法って?
ここでは枕の代わりにするためのタオルの様々な使い方を紹介していきます。先ほども説明したとおり、枕は合っていないとその次の日の体調が左右されるものです。なので、しっかりと自分にあった高さや硬さを調節する必要があります。
主なタオルの折り方
基本は3つ折りやZ折りなどで理想の高さを作っていきましょう。
2回ほど折ったタオルを端からコロコロと巻いていき、飲食店で配られる「おしぼり」のような形を作ることも、主な折り方の1つです。
この折り方を応用して、例えば全部丸めずに半分だけ丸めたり、両端から丸めたり、丸めたものを肌触りが1番良いタオルで覆ったりなどして、ベストな枕を作っていきましょう。
主なタオルの置き方
- 頭の下に重ねて置く
この方法は1番シンプルな方法ですが、高さをタオルの数を増やしたり、折りたたんだりすることで、簡単に調節することができます。
- 首の下に置く
首に置くことで、肩や首に掛かる負担を小さくし、ゆるやかなS字を生み出すことができます。首に置くときは、タオルを巻いて使うのがベストでしょう。
このように枕の配置をベストな高さになるように色々試してみてください。
タオルを使って枕なしで眠る方法まとめ
まとめ
・タオルは用途に合わせて変身し、枕の代わりにもなる!
・タオル枕は自由にカスタマイズできて、健康にも良い!
・タオルの種類はバスタオルとタオルケットがおすすめ!
・理想の高さに合わせてタオル枕を使うのが重要!
いかがでしたでしょうか?
タオルを使う1番のメリットってやっぱり高さを自由に調節できる点です。寝起きに首を痛めてしまった時は枕の高さを調節し、それを毎日試行錯誤しながら枕を調節していって自分の理想の枕を生み出すことができるのがタオル枕です。
私も昼寝や仮眠をするときなど、枕がない場合や枕を持ってくるのが面倒な場合にタオル枕を使用する場合があります。
そのときの体調によってタオルや高さを変え、洗濯もなんなくできるので、ずっと清潔のまま使うことができる点がとっても魅力的です。
タオル枕であなたの理想の枕を作ってみてはいかがでしょうか?
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