あなたのお住まいでは不要になった毛布の捨て方はどうしていますか?古くなったり買い替えのタイミングで処分することがあるでしょう。
また、大量にある場合は押し入れにずっと入れてるのスペース取っちゃいますね。
さて、毛布はある程度大きいので燃えるゴミか粗大ゴミか疑問が出てくるところですが、自治体によって扱いが違ってくるようです。
とまあ、お住まいのゴミ受付センターに電話予約をして回収してもらう場合もあります。最近は粗大ゴミは料金が発生することもあります。うちの両親が粗大ゴミが有料化される前に、急いで不用品を捨てていましたね。
そしてあと何年使ったら買い換え時か寿命と捨てるタイミングも知っておきたいものです。また、毛布の処分はゴミに出すことだけではありません。下取りに出したり寄付したりなどあらゆるところで再利用できることもあるんです!
毛布のゴミの出し方を始め、リサイクルショップなどの活用法をお伝えします!
お住まいによって違う毛布の捨て方
毛布の出し方は自治体によって異なってきます。ゴミカレンダーで規定のルールに従ってください。
燃えるゴミ
自治体によって規定内の大きさであれば燃えるゴミとして出せます。また、粗大ゴミとして扱っている地域でも小さく切り刻んで規定のゴミ袋に入れたらOKな場合もあるようです。燃えるゴミとして出せるか、それとも粗大ゴミでなければならないのか自治会に確認しておくと良いでしょう。
資源ゴミ
古新聞や段ボールと同じ資源ゴミとして出す場合は事前に洗濯やクリーニングできれいにする必要があります。但し傷んでいたり、穴が空いていたら受け付けてもらえないことがあるので、事前に確認を!
粗大ゴミ
粗大ゴミの場合は粗大ゴミ受付センターに連絡して引き取ってもらう必要があります。
粗大ゴミの出し方
・ゴミ受付センターに収集の予約して、回収日、手数料を確認。
・ゴミ処理券をコンビニやスーパーなどで購入(地域によって100〜500円)
・毛布にゴミ処理券を貼り、指定の日時と収集場所に持っていく。
直接持ち込みもありますが、引き取りに来てもらう時と手順は同じです。お金がかかるのはゴミ処理券の購入だけなので割りかし安いです。
毛布を捨てるタイミングは?寿命は何年?
そうです。人間に寿命があるように、毛布にも寿命があるんです。また、毛布でも素材によって寿命が異なってきます。いつまで使えるか知っておいた方が捨てるタイミングを把握できますね。
アクリル
毛布の中で一番長生きなのがアクリル。
寿命は15〜20年。
値段もリーズナブルでよっぽど破損さえしなければそれくらい持つのでコスパの良い素材です。洗濯も簡単にできるのでお手入れもしやすいでしょう。
ポリエステル
一般的によく使われている毛布がポリエステル。アクリルよりも安くて洗濯しても乾きやすいのが特徴で人気が高いです。
しかし意外と吸湿性や保温性が他の素材よりも劣っているのが難点。そして寿命も約2年です。
ウール
保温性と吸湿性が優れているウールは夏でも冬でも使いやすい毛布です。そして静電気も起きにくく、ホコリも寄せ付けない性質を持っています。
しかし一旦汚れると手洗いの手間が出る上に日干しできないデメリットがあります。
ウールの寿命は約3年。
水に弱いので間違って洗濯機で回すと劣化して寿命を短くしてしまうのでお手入れに注意が必要です。
シルク
肌触りがしっとりとする高級感があるシルクは睡眠中の汗を吸い込んだり放出できる吸湿性と通気性の良さ、そして冬場は空気を取り込んで断熱効果を出す保温性の良さを誇っています。総合的に優れているので快眠度の高い毛布です。
しかし生地が水に弱いため、簡単に水洗いできないのがデメリットです。シルクの寿命は約3年ですが、クリーニングに出すごとに短くなってしまうことも。
毛布を捨てる意外にも方法はある?
まだ使えそうだったり古いけど取り敢えず持ってる毛布が押し入れに溜まっていることはありませんか?
「捨てるのももったいないな〜」
「無料で回収できるの?」
「再利用できるの?」
そんな疑問を持ったあなた、もちろんゴミに捨てる以外にも有効な使い道があります。
販売店で下取り
寝具販売店で下取りとして無料で引き取ってもらえることがあります。違う販売店で購入した毛布でも下取りは可能です。但し、新品の購入が条件となるので注意してください。
リサイクルショップで買取
毛布がきれいな状態であればリサイクルショップで買い取ってもらえます。審査が通れば少しでもお金になるのが魅力的です。買取を考えてるなら審査の基準を確認してください。
但し、条件によって買い取ってもらえない場合は逆に処分費用がかかってしまいます。
寄付〜人様の役に〜
毛布を必要としているNPO団体が日本各地にあります。世界中で困っている人のために役立ってもらうのも一手です。私も知り合いが古着や毛布の寄付を募っていたので、寄付したことがあります。
また、動物の保護団体に寄付するのもありですね。人様だけでなく、犬や猫たちも寝床として暖かい毛布を必要としています。ネットで検索してみるとホームページに「こんなものが足りません」と必要な物品をあげていることがあります。
うちの近くの動物のNPO団体も保護した犬や猫が増える一方で、常に毛布の寄付を募っていて追いついてない状態です。「まだ使えそう。でもあまりうちでは使わないし」と言うような毛布がもしあれば、ぜひ困っている人や動物に提供してあげましょう。
梱包や発送の手間がかかりますが、別の場所で使ってもらうのも良いでしょう。
「捨てるのがもったいない」と思っている方は上記の方法で再利用を検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
ゴミとして毛布の出し方のまとめ
・燃えるゴミは規定内の大きさであれが可能。
・資源ゴミは事前に洗濯やクリーニングが必要。
・粗大ゴミは事前に予約で回収してもらう。
毛布の再利用のまとめ
・寝具販売店で下取り
・リサイクルショップで買取
・慈善団体や動物保護団体などに寄付
使わなくなった毛布は捨てるのもあり、再利用するのもあり、調べたら様々な方法があるわけです。あなたも毛布の状態を見た上で最善の方法を見つけてくださいね。