親にとって赤ちゃんは何よりも代えがたい存在です。
新米のママさんにとっては初めての子育てで不安なことってたくさんありますよね?
特に新生児期(生後28日未満)の頃は体も柔らかく、首もすわってないので抱っこするときはしっかりと首元を支えますよね。
ですが、布団で首もすわってない赤ちゃんを寝かせる時、枕ってどうすればいいのか?
疑問に思ったことはないでしょうか?
先日、友人夫婦に待望の第一子が生まれました。
元気な男の子です。
うちの息子たちがまだ生まれたばかりの頃を思いだしましたが、改めて育児は大変だということを実感しました。
オムツを変えたりミルクを飲ませて寝かせようと布団に寝かせますが、枕が合わないせいかよくミルクを吐き戻していました。
それに赤ちゃんはよく汗をかきます。
なので枕が汚れては頻繁に洗濯して新しいものに変えていたのでかなり大変でした。
赤ちゃんも敏感なので気持ち悪いと思ったらすぐに泣いてしまいます。その度に抱っこしてあやしていたので、かなり大変そうでした。
これではママも大変ですし、赤ちゃんもぐっすり眠ることが出来ません。
そう思い、何か解決法はないか調べたところ、枕はタオルで簡単に代用できることを知りました。
しかも代えもきくので洗濯中でも新しいもので寝かせられます。
タオルは常に清潔な状態なので赤ちゃんは安心して眠ることが出来ますし、衛生面でも安心できます。
さらに素材や形、高さなども自分で調整することが出来るので、臨機応変に対応することが可能になります。
早めに決断し、行動に移したおかげで赤ちゃんは吐き戻しもすることなく、とても可愛らしい表情でぐっすり眠れることが出来ています。
その可愛らしい顔を見てるだけで私も元気を貰うことが出来ます。
そこで今回は
- タオルで簡単に作れる枕の作り方
- ベビー用の枕を使っていた時の欠点
- 枕をタオルに変えることの利点
を紹介していきますね。
赤ちゃんの吐き戻しを防止!タオル用枕を作るには?
それではフェイスタオルやバスタオルを使って赤ちゃんの成長ごとに合わせて簡単に出来る赤ちゃん用の枕の作り方を紹介していきます。
枕に使用する素材は肌に優しい天然素材や綿100%の素材がいいでしょう。または、オーガニックコットンや吸水性の良いパイル素材の薄めのタオルを使うのが好ましいです。
ただし、厚めのタオルでふわふわしすぎると、頭が沈んでしまい高さが定められない場合や横を向いてるときに息が出来なくなってしまうので、薄めの生地を選ぶようにしましょう。
新生児期の頃
薄めの生地ならタオルの端と端を折りたたみ2重にするくらいが丁度いいです。厚めの生地ならそのまま広げて使った方がいいです。
最初の頃は無理に高さをつけようとしないよう気を付けましょう。
首が座ってきた頃
生後3~4か月頃には大分首もすわってくると思います。抱っこしていて支えていなくてもグラグラしなくなってきたら発達してきた証拠です。
この段階になればタオルを3つ折り、4つ折りくらいにして高さを調整してあげるといいでしょう。
4か月目以降
この頃になれば手作りのタオル枕にチャレンジしてみましょう。用意するものは
・バスタオル
・フェイスタオル
だけで見栄えのよいタオル枕が出来ます。
タオル枕の作り方
- バスタオルの端と端をたたみます
- 縦にし、端を持ち半分の位置で折りたたみます
- 広げたフェイスタオルの半分の位置くらいにバスタオルを置きます
- そのままバスタオルを端からきつく巻いていきます
- フェイスタオルと重なる部分から、フェイスタオルの端を内側に巻き込みそのまま巻いていきます
- 両端に残っているバスタオルを中の隙間にしっかり押し込みます
- 内側に巻き込んでそのまままいていきます
以上でしっかりしたベビー用のタオル枕の完成です。文章だけだとわかりにくいと思いますので下の動画も参照してみて下さい。
応用で、ガーゼで枕を挟む(又は片面をガーゼにする)ことで、吸水性が良くなります。
赤ちゃんはたくさん汗をかいたり、よだれを垂らしても
- 水分の吸水
- 洗いやすい
- 蒸発も早い
など、衛生管理もバッチリです。
ベビー用枕の欠点とは?
このように今ではすっかりタオル枕のとりこになっていますが笑。
最初の頃はベビー用のベットとセットになっているベビー用枕を使っていました。ですが新生児期の頃はミルクの吐き戻しも多く、枕がすぐ汚れてしまいました。
さらに赤ちゃんは汗を良くかきます。
なので頻繁に洗濯したりしていましたが、ベビー用の枕は洗濯すると乾きにくいということが欠点です。
近年、ベビー用の枕も様々な物が販売されています。
ベビー用枕の特徴
- 赤ちゃんの頭の形を第一に作られた枕
- 吐き戻しや寝汗で洗濯しても乾きやすい枕
- アンパンマンなど可愛らしい枕
これらはよく赤ちゃん本舗や通販などでも販売しています。
ですが、ベビー用の枕といえど、高い商品では¥7000くらいするものもあります。いくら吸水性のある枕や低反発の枕があっても赤ちゃんの枕はほぼ毎日洗濯します。
なので1個や2個では足りないケースが出てきます。
さらに、赤ちゃんの背骨はCカーブ状になっています。背骨がどんどん発達していくと首がすわってきたり、寝返りやハイハイが出来るようになり、少しずつS字の背骨になっていきます。
画像引用:子どもの整体
新生児期の頃にベビー用の枕が頭の形に合わなかったり、高さが合わなかったりすると骨格の発達の妨げになってしまいます。
そこで、ベビー用の枕に代用できるのがタオルです。タオルだと簡単に洗濯出来ますし、自分で調整することが出来ます。
次にタオルで枕の代用するメリットを紹介していきます。
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赤ちゃんの枕をタオルに代用するメリットとは?
常に清潔でいられる
赤ちゃんはよく汗をかきますし、よだれも垂らします。枕だと中に水分がこもってしまったり、乾きにくいところがあります。
衛生的によくないですよね。
タオルだとパパっと変えるだけで常に清潔でいられます。洗濯してもすぐ乾きます。
素材や柔らかさを調整できる
ベビー用の枕でも様々な種類があります。ですが買ってから思ったより柔らかさが気になったり、肌触りがよくなかったといったこともありました。
結果、あまり使わずに放置してただけでした。当然赤ちゃんに聞くこともできませんからね。(笑)
成長するのも早いですから、半年と経たずベビー用の枕を使わなくなってはコスパも悪いですからね。タオルなどで代用できればお金も他に回せますし、赤ちゃんの成長に合わせて素材や柔らかさを変えれるので要領がいいです。
高さなども調整できる
新生児期の頃は多少の高さの枕でもミルクを吐き戻したり、呼吸困難になってしまう恐れがあります。
タオルに変えることでそのまま使ったり、2枚折にしたりなど高さを調整することで、その時その時のベストポジションを作り出すことが出来るので、臨機応変に対応することが出来ます。
赤ちゃんの体は生後半年の間でかなり成長します。
成長ごとに枕を変えることは非常に大事ですので、自分でオリジナルの枕を作っていくことが大事です。
赤ちゃんの吐き戻しはタオルで防止できる!?その作り方は?まとめ
いかかだったでしょうか?
赤ちゃん用の枕をタオルで代用することによって、
- 洗濯しやすく乾きやすい
- 枕の形や高さを随時調整できる
- 常に清潔な状態を維持できる
- 費用が安くすむ
という利点が生まれます。
赤ちゃんの一日の大半は睡眠がほとんどです。
よく眠ることで日々成長することが出来るので、眠りやすい環境作りに是非タオルで作った枕を試してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんも安心するだけでなく、母親であるあなたの負担も軽くなります。
あなたの愛情は必ず赤ちゃんに伝わります。
この記事が少しでも多くのママさんのお役に立てることを祈っております。