あなたは毛布を定期的に洗っていますか?
毎日使っていると知らず知らずにホコリが付いてきます。うちの場合は猫がいつもベッドに入り込んで暖を取っているので、おかげで目立つように毛がこびりついてしまいました。その度に掃除機で吸い取ってても、懲りずにやってくるのでキリがありません。
毛布はノミ、ダニ、ハウスダストも集まりやすくて体に影響を及ぼすことも。 特にうちみたいにペットを飼っている方は注意です!
うちのニャンったらいつも寝床を占領するので、毛布に毛がつくわ、痒くなるわ、しまいに咳が出るわで寝られませんでした。
先日の検査でネコアレルギーの数値の高さにびっくり! 「えらいこっちゃ〜」と思って抗アレルギーの薬を飲んだり、毛布をこまめに洗うようにしています。まさか、自分がネコアレルギーだなんて、トホホ、、、。しかし毛布を洗う習慣をつけてからアレルギーはマシになりました。
そして睡眠中に毛布は人間の皮膚に触れるので汗や皮脂で汚れます。毛布は定期的に洗った方が良いわけです。
毛布の素材は様々。中には洗濯機で洗えないものもあります。洗い方を間違えると劣化して寿命を短くなってしまうことも。
「毛布ってどうやって洗うの?」
「洗濯機がダメならどうすればいいの?」
「普通に日干しできるの?」
そんな疑問を持ったあなたに毛布の洗い方をお伝えします!
自宅でできる毛布の洗い方2パターン
毛布の基本的な洗い方は洗濯機と浴槽でもみ洗いの2パターンです。素材によって水洗いできない毛布もあるのであらかじめチェックしてくださいね。
洗濯機で洗う場合
毛布を洗濯機で洗うとなると入れ方やコースも違います。
洗濯ネットに入れる
まずは毛布を折りたたんロール巻きにして洗濯ネットに入れましょう。ロール巻きにする前にジャバラ折りか四つ折りがありますが、ご自分のやりやすい方でたたんでくださいね。
洗剤を投入する
毛布に直接洗剤を入れると全体に広がりにくくなります。一旦給水して洗剤と混ぜ合わせてから毛布を入れるのが良いです。毛布を洗う場合はおしゃれ着洗い用の中性洗剤を使いましょう。
また、ふんわりした感じに仕上げたいなら、すすぎの最後に柔軟剤を使うと良いでしょう。
コースを選択
毛布を洗濯機に入れたら「毛布コース」を選びます。洗濯機によって「手洗いコース」「弱水流」があって異なることもあります。取扱説明書に従ってコースを確認してください。
もみ洗い
毛布が大きすぎて洗濯機に入らない場合は浴槽でもみ洗いします。
浴槽に水と洗剤を入れる
毛布が浸かるくらいの水を入れます。そして洗剤を混ぜ合わせます。
足でふみ洗い
浴槽に合わせて毛布をジャバラ折りにして水に入れて、端から足踏みする様にもみ洗いしていきます。汚れが出てきたら一旦水を抜いて新しい水を入れてふみ洗いを繰り返しましょう。
すすぎ
汚れを出し切ったらシャワーですすいで洗剤を落とします。
脱水
足を踏みながら毛布から水を抜いていきます。早く済ませたい場合は洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水するのもありです。
最後にM字干し
洗濯機洗いかもみ洗いのどちらにしても脱水処理が終わったら風通しの良いところで陰干ししてください。早く乾きやすいM字干しがおすすめです。
毛布を洗う前にしておくこと
毛布洗いは素材によって洗濯機洗いともみ洗いでご家庭で洗濯ができることがわかりました。ですが洗う前に下準備もがあります。
洗濯表示を見る
前述したように全ての毛布が洗濯機で洗えるとは限りません。洗う前に私たちがすることは洗濯表示を見ることです。
2016年から日本の洗濯表示が世界共通のマークに変わりましたね。自分も温度を表すものが記号に変わったりややこしいなんの、、、。
まずは洗い桶の絵が表示されていたらご自宅で洗濯できます。洗い桶だけだと洗濯機可能、洗い桶に手を入れているものは手洗いの意味です。もし、洗い桶に「×」がついていたら、残念ながらご家庭で洗えません。
洗濯ネットの用意
毛布は繊細な生地でできできるため、そのまま洗濯機で洗うと傷んでしまう場合があります。洗濯機で洗う場合は毛布が入るくらいの大きい洗濯ネットを使いましょう。
毛布の大きさを確認
毛布が洗濯機に入る大きさかチェックします。また、洗濯機の取扱説明書で可能な容量が確認しましょう。もし容量がオーバーしていたら浴槽で洗ってください。
洗剤を選ぶ
毛布を洗うときは中性洗剤です。アルカリ性の強い洗剤は傷んでしまいます。お勧めしたいのがおしゃれ着洗い用の花王のエマールやライオンのアクロンがあります。
汚れを落とす
毛布についているホコリやシミをあらかじめ取り除いておきましょう。ホコリの場合はベランダでしっかりとはたき落とします。
いえいえ、面倒な作業こそが仕上がりがきれいになる秘訣なんです。そんな自分もそのまま洗って猫の毛がこびりついたままだったことがありました。毛布は使っているといつの間にかホコリが付着してきます。なので先に汚れを取っておくわけです。
そしてシミがあれば中性洗剤を直接つけてキャップかタオルで軽く叩きます。
毛布を洗う前にすること
・洗濯表示で洗い方を見る。
・洗濯ネットを用意。
・洗濯機で洗える大きさか確認
・おしゃれ着洗いの中性洗剤を使用。
・洗う前に汚れを軽く取る
毛布を洗う頻度はどれくらい?
普段は仕事や家事に追われてなかなか毛布を洗う時間が作れませんよね。毛布洗いは月に一回で理想的です。休日に時間がある時にきれいにしちゃいましょう!回数が少ないように思えますが、それだけで十分にきれいに使えます。
毛布はノミ、ダニ、ハウスダストの温床。ペットがいる方や喘息持ちの方は要注意です。
また、私たちは睡眠中にコップ一杯の汗をかくと言われています。毎日汚れが蓄積しているわけですから、定期的に洗うようにしましょう。
水洗いNGな毛布は?
シルクやカシミヤなどの自然素材でできている毛布で水洗いできないものもあります。最近はウォッシャブル加工があり、家庭でも洗濯出来る毛布も登場していますが、肌触りをそのままキープしようと思ったら非常に難しいです。
なので自分で洗うのが不安な方はクリーニング店にお任せするのも一つの方法です。
いろんなクリーニング店を調べてみるとほとんどが1000〜2000円の範囲内のようですね。毛布が一重か二重によって値段が違ってきます。
クリーニングでは高温乾燥によってノミダニを死滅できるので、料金こそかかりますが風合いをキープできるのは間違いなしです。
持ち込むのは1シーズンに一回。つまり冬の終わりに収納する前に持っていくのが良いでしょう。毛布が沢山あって運ぶのが大変な場合は集配サービスもしてもらえる店もあります。
まとめ
毛布の洗い方のまとめ
・自宅で洗う場合は洗濯機かもみ洗い。
・干すときはM字干し。
・洗う前の下準備は忘れずに。
・洗濯頻度は月に一回。
・水洗いできない毛布はクリーニングへ。
毛布の洗い方のコツをつかめばきれいに仕上がること間違いなしです。月に一回洗えば長持ちできますよ。