突然ですが、あなたは就寝中に吐き気がしたり、実際に嘔吐したことがありますか?
風邪をひいたわけでもなく、お酒を飲みすぎたわけでもなく、寝るときになると段々と気持ち悪くなってしまうのって何故だと思いますか?これは私が実際に経験したことなのですが、今まで何ともなかったのにいつの間にか吐き気がするようになりました。
大学を卒業し就職した頃の話です。新入社員は覚えることが多いので、とにかく早く仕事をこなせるようにと毎日必死でした。
月日が経ち、段々仕事が出来るようになってくると働くことが楽しくなり、プライベートでも友達が増えて毎日が楽しくて仕方ありませんでした。こんな充実した日々が続けばいいと思っていました。
ですが、半年経ったころにある変化が訪れました。
毎晩寝る頃になると体がだるくなり吐き気がするようになってしまいました。
と、特に気に留めることはなかったのですが日に日に吐き気が増していき、時には吐いてしまうこともありました。
原因がわからないまま仕事終わりの楽しみの一つの同僚とご飯に行くことを断って早めに寝たり、休日に病院に行って検査もしてもらいました。
しかし検査結果は異状なし。
毎晩吐き気がするので満足に食事や睡眠も取れないまま朝を向かえる。
一日の始まりは最悪の気分でした。
こんな日々が続いたある日、勤務中突然倒れてしまいました。気づいた時には病院のベッドの上で、腕に点滴をつけて横になっていました。同僚が上司に連絡し、救急車に運ばれたそうでした。
上司は「仕事を頑張り過ぎたのか最近やつれてきてたから、ゆっくり休んでね」と温かい言葉を頂き、同僚からは「退院したらまたご飯に行こう!」と言ってくれました。
その温かさが嬉しく、ゆっくり休んで早く元気になろう!と思いました。
でも、夜になると眠るのが怖いとも思っていました。
恐怖が付きまとう中疲れていたことも事実だったので、いつの間にか眠っていました。そして朝起きた時に思いました。
点滴は栄養補給用なので吐き気を治す薬ではないことはわかっていました。
では何故吐き気もなく、ぐっすり眠ることが出来たのか?
病院の先生との問診のとき私生活を振り返り、ある結論に至りました。
それは自宅の枕が合わない為吐き気がするようになったのだと。
大学生までは実家にいたので、今までずっと同じ枕を使っていました。一人暮らしになった頃に費用を安く済ませようと一番安い枕に変えてしまったのです。
ストレスと仕事の疲れが、合わない枕と相重なって吐き気に繋がってしまっていたのです。
3~4日で退院し、自宅に戻り早速今使っている枕を見直してみました。安物なのでヘタるのも早く素材も固めのものなので、病院の枕と比べると一目瞭然でした。
それから私は速攻で新しい枕を購入しました。とにかく今使っている枕で寝るのが怖かったので一刻も早くこの恐怖から逃れたい一心でした。
そして今まで使っていた枕とはサヨナラして、いざ期待を胸に就寝すると…
なんと新しい枕に変えたその日の夜からなんと吐き気は治まりました。
と思うほどでした。
もう寝る時、恐怖に怯えることもなくなり、朝起きるのが楽しくなりました。
その後、会社に出勤し、改めて上司と同僚にお礼を言い、
と言ってくれて、本当に良かった・・と心の底から安心しました。
自分に合う枕に変えてから、健康体であるのがどんなにありがたいことか実感しました。
仕事の業績も上がり、今では係長に昇進し、助けてくれた同僚とご飯に行ったり、休みの日には趣味であるお寺や神社巡りに行くなど、今までよりも更に充実した日々を過ごすことが出来るようになりました。
合わない枕を使い続けていると、体に様々な悪影響を及ぼします。
原因や対策をしっかり学ぶことで、質の良い睡眠を得ることが出来ます。
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こんな未来を想像してみて下さい。
毎日が楽しくなると思いませんか?!
私の体験を基に、
- 吐き気の原因とは?
- 合わない枕を使い続けるとどうなるか?
- 使っている枕を見直してみると?
以上のことを紹介していきたいと思います。
就寝時の吐き気の原因とは?
そもそも寝るときに吐き気がするのは何故なのか?
まず、ここに疑問を持つことが出来れば、もっと早く対策をすることが出来たと悔やんだ時期もありました。最初のうちは風邪をひいたと勘違いして放置しやすいです。そのうち治ると思うかもしれませんが、長く続けば変なクセになってしまうかもしれません。
人の背骨は図のようにS字のカーブ状になっています。就寝時もこの体制を維持するのが理想と言われています。そのため多くの方は高反発のマットレスなどを使っています。
ですが、マットレスが良くても枕が固かったり、高さのあるものだと、結局綺麗な体制になることはありません。むしろ変なクセがついてしまうと、後々大変なことになってしまいます。
合わない枕を使い続けることで不自然な体制で寝ることになり、頚椎を刺激・圧迫してしまいます。
画像引用:痛みの情報サイト
頚椎が圧迫されると寝苦しさから頭痛・眩暈を引き起こし、ひどくなってくると吐き気がするようになります。時には嘔吐してしまうこともあります。合わない枕を使い続けていると、頚椎を刺激・圧迫してしまい、頭痛や吐き気に発展してしまう。
これが就寝時の吐き気の原因です。
- 高さ低さ
- 弾力性
- 自分の頭の形にフィットするか
これらを意識した枕選びが非常に重要なことです。
合わない枕を使い続けるとどうなるか?
寝るときに、自分に合ってない枕を使い続けても、何も良いことはありません。使ったときに「あれ?この枕寝にくいな・・」と感じることがあると思います。
早い段階だとその日から違和感を感じることがあります。私の実体験を基に体に起こる変化を見ていきましょう。
首元の痛み
まず最初に感じるのは首元の痛みや違和感です。枕が合ってないかも・・と感じながらも、そのまま眠っていると先ほど、人の背骨はS字のカーブ状になっていることを伝えました。
首元は普段の私生活でも重要な役割を担っています。常に重たい頭を支えているため、首にかかる負担は体の中で一番といっても過言ではありません。
唯一休める時間は睡眠の時など横になるときでしょう。
いかに首元に負担をかけずに回復させるかが枕の品質にかかっているのです。最初に首に違和感を感じた時から体全体へダメージが伝わっていきます。
肩がこってしまう
首に負担がかかってしまうと一番負担がかかりやすい箇所は肩です。首元の筋肉が肩に直結してるため、負担がそのまま肩に繋がります。
ここまでなら早くても一日で首や肩のコリなどが気になりだします。この段階なら、日頃の疲れが溜まっているのだろうと勘違いして放置しがちなラインです。
この時すでに体はSOSを出しているのです。
このまま放置してしまうと、クセがついてしまう恐れがあります。
頭痛がする、めまいがする
首や肩にダメージがいくことは、頚椎を刺激・圧迫してることになります。圧迫してしまうと脊髄に負担がかかってしまい、そのまま脳へと繋がっていきます。
脳はそれを危険信号だと認識し、体全体へ伝えていくため、ダルさや頭痛、めまいといった現象をおこして伝えようとしているのです。
ここまでいった段階で早めに病院などに行って診察を受けるようにして下さい。この段階を過ぎてしまうと日常生活にも支障が出てしまう恐れがあります。
吐き気、嘔吐する
頭痛やめまいが起こった後は、気持ちが悪くなり嘔吐してしまうこともあります。
私は違和感を感じてから2~3か月程で吐き気をおぼえました。
そして仕事が疲れた時などは就寝中に吐いてしまうこともありました。
これは最終段階です。
ここまでいってしまうと治すのにかなりの時間がかかってしまいます。
食欲も失せ、睡眠時間も削られ、精神的にかなり追いつめられます。
私のように仕事中、もしくはあなたにとって大事な予定が入っている時に倒れてしまう恐れがあるのです。こうなる前に、まず睡眠環境を見直していきましょう。
使っている枕を見直してみると?
さて、これまで吐き気の原因や合わない枕を使い続けることで起こりうる体の変化について説明しましたね。
枕が合わない!と感じるときは以下のケースが多いと思われます。
- 枕が固すぎる・もしくは柔らかすぎる
- 頭や首に違和感を感じる
- すぐにヘタってしまう
このような状態が一つでも当てはまれば、枕を変えることをオススメします。
私の場合、古くて安物の枕だったため、ヘタったまんまでしたし頭の形に合っていなかったので、その点を気にして探した結果、【RAKUNA】という整体枕にたどり着きました。
ぱっと見、なかなかインパクトのある枕だと思いませんか?!
私はこれを見た瞬間、こ・・これだ!!と感じ、速攻で購入ボタンをクリック!完全に見た目で買いました。(笑)
購入ボタンを押した後に気づいたのですが、この枕ってプロの整体師の方が監修した枕なんですよね!
調べてみるとなかなかのハイスペックな枕。
形状を見てわかるように、くぼみがあって頭がすっぽりと綺麗にはまり、首の骨から頭全体を優しく包んでくれているような感覚で、頭や首に全くストレスを感じさせないほど寝心地抜群の枕です。
買った初日から、今まで使っていた枕とは雲泥の差だとハッキリ感じました。
一日で吐き気が治ったのはホントびっくりしましたよ!
まとめ
ポイント
- 合わない枕を使い続けると吐き気を覚えてしまう
- 吐き気の原因は頚椎が刺激・圧迫されてしまうこと
- 違和感を感じたら枕を見直してみる
体調の悪化の原因にはそれぞれきっかけが必ずあります。
意外と気にしないこともあるかもしれませんが、睡眠をするにあたって枕は非常に大事なものです。吐き気がすると、風邪をひいたのかと思いがちですが、合わない枕が原因で吐き気がすることもあるのです。
私も、入院しなければこんな大事なことに気づきもしませんでした。
改めて睡眠と枕の大切さに気づかせてくれた非常に良い体験だったと今はそう思えます。この記事を見て下さった一人でも多くの方の力になれたら私にとっても幸いなことです。
今一度、あなたが使っている枕を見直してみてはいかがでしょうか?