枕を普段から洗っている人って少ないんじゃないかと思います。
でも、いざ枕カバーを外したときにしみや汚れが目立っているとうわっ汚い!となりますよね。そんな枕で寝ていたかと鳥肌になるくらい気持ち悪くなりませんか?
それに、気持ちだけではなく日常生活や身体にも悪影響を及ぼしますよ!
私は汚れた枕をそのまま使っていて、頭がものすごくかゆくなり、フケが大量に出ていたことがあります。かゆいので頭をかくのですが、すでに何度もかいているため、血とかさぶただらけでした。それに頭をかくたびにフケが落ちるので、見た目にもすごく汚かったと思います。
汚れた枕をそのままにしておくと、こんなことになるかもしれないなら、すぐにでも洗うか買い替えるかしたくなりませんか?
買い替える枕が安価な1,000円くらいの枕で満足できるのでしたらコストパフォーマンスが良いのでぜひ買い替えてください。
私は満足できません。安価な枕にも良いものはありますが、身体に合わないことが多くよく眠ることができなくなるからです。そのうえ肩こり、首の痛み、頭痛といった悪影響を身体に及ぼすことも理由の一つです。
質の高い睡眠を得るための枕なのに、そんな風になっては枕を使う意味がありませんよね。
ですが、それなりの枕ですと5,000円は超えてきます。本当によい枕ですと20,000円前後です。枕が汚れがどうしようもないレベルなら、買い替えるのも良いと思いますが、それだけ高額なものを頻繁に買い替えることもできませんし…。
そうなったときは枕を洗おう!!となるわけですが、汚れた枕を洗うなら大きくて洗浄力のあるコインランドリーでしっかりと洗いたいと思いませんか?でも、本当にその枕はコインランドリーで洗ってもいい枕でしょうか?
もし、コインランドリーで洗ってはいけない枕だと、枕の形が崩れたり、材質が傷んだり、臭くなったりと、とても使えない状態になってしまいますよ!最悪の場合、枕を洗った洗濯機を壊してしまう可能性まであります。枕一つのために洗濯機を壊してしまうなんて割に合いませんよね。
今回は、コインランドリーで洗える枕を洗えない枕の見分け方とおすすめの洗い方を紹介します。
コインランドリーで洗える枕は?乾燥機は使えるの?
コインランドリーで洗える枕か洗えない枕かは、ほとんどが枕の素材で決まってしまいます。
洗える枕の素材
- ポリエステルわた
- ビーズ
- パイプ
洗えない枕の素材
- ポリエステルわた
- 低反発(ウレタン、スノーなど)
- 羽毛
- そば殻
でも、素材は洗えるはずだけど、実は洗ってはいけない枕というのもあります。そんな枕を勘違いで洗ってしまうのって避けたいですよね。
枕が洗えるか確実に見分けるには?
実はもっと確実な見分け方があるんです。それは枕のタグの洗濯表示を確認することです。
この表示がある枕はコインランドリーで洗うことができます。でも他の表示だった場合はコインランドリーで洗濯することが難しいので注意が必要です。
ちなみに私は洗濯できない羽毛枕をコインランドリーで洗ったことがあります。そのときはこのような洗濯表示があることを知らずに洗ってしまい、大変なことになりました。枕の生地がほつれていたのか、洗濯が終わった後には枕の中の羽毛が枕から飛び出していたんです。
幸い洗濯ネットに入れて洗ったので羽毛が洗濯機の中に散らばることはなく、コインランドリーの洗濯機を壊すという最悪の状態にはなりませんでしたが、もし洗濯ネットをしていなかったらと思うとゾッとしました。コインランドリーの洗濯機を壊してしまった場合、修理費は壊した人持ちと聞いていたので…(場所によるとは思いますが…)。
乾燥機って使っていいの?
コインランドリーで枕を洗濯したら、せっかくなら乾燥もしたい!ってなりますよね。干して乾かすのは時間がかかるし、乾かし方で枕の形が崩れてしまうことを避けたいですしね。
枕を乾燥してもよいかは、洗濯できるかと同じように乾燥の表示を確認すればいいんです。
このような表示があればコインランドリーで乾燥できます。似た表示に真ん中の点が1つのものもあるのですが、そちらの表示の場合は乾燥をやめたほうが無難です。
詳しい洗濯表示記号はコチラを参照してください。
私が乾燥してもいい枕を乾燥機にかけたときは1時間くらいかけました。枕の大きさや素材にもよるのであくまで目安にしてください。乾燥機にかけた枕って干した枕とはまた違う味わいになります。湿気を吸ってしぼんでいた枕もふっくらフワフワになるので、眠るときも気持ち良くなりおすすめですよ。
ちなみに、上記の乾燥表示でない枕を乾燥したこともあるのですが、乾燥が終わった後、枕を確認するとクッション性がなくなりました。手で枕を押しても戻ってこないんです!あまりの驚きにこんな枕だっけ?と何度も押したりしてしまいました。後で調べると枕の素材が劣化してしまったようで、結局買い替えることになりました。
枕の洗い方はどうすればいいの?
洋服みたいにコインランドリ―の洗濯機に入れて回せばいいだけかしら?
それに、洗ってはいけない枕は汚れたら買い替えるしかないの?
それと洗ってはいけない枕の洗い方も教えるから一緒にしよう。
コインランドリーで洗える枕の洗い方
コインランドリーで枕を洗うときは、枕の生地がほつれている場合は中身が飛び出すことも。
洗濯機を壊してしまうような最悪の事態を避けるためにもネットに入れることをおすすめします。また、洗っていない期間にもよるのですが、かなりの汚れが出るため、洗濯の際は枕だけで洗濯するようにしましょう。
私は貧乏性なところがあり、せっかく洗うなら他の洗濯物も洗いたい!と白い服などと一緒に洗ったことがありますが微妙にくすんでしまったことがあります。なので、他のものと一緒に洗濯することはおススメできません。
枕だけで洗濯した後は、洗濯した枕をネットから出して、乾燥機に1時間ほどかけるとしっかりと中まで乾いていましたよ。
洗える枕の洗い方
step
1枕をネットに入れる
step
2枕だけで洗濯する
step
3乾燥機に1時間かける
コインランドリーで洗える枕を洗うときはそんなに難しく考える必要が無いのでいいですよね。金額も乾燥をかけても1,500円くらいなのでおすすめです。
私は乾燥できる枕なら、コインランドリーで乾燥もしてしまうことをおすすめします。
多少お金はかかりますが、乾燥機を使わず家で干しても枕の中まで乾くにはすごく時間がかかるからです。私が干したときは、完全に乾くまで2~3日かかったと思います。それに、もし枕の中まで乾く前にカビが発生したら、洗濯のやり直しになってしまうことがあるからです。それに比べたら1時間でしっかりと乾くほうがいいと思いませんか?
それに乾燥機にかけることで内部まで完全に乾燥できるため、ダニを死滅させることができます。せっかく洗ってキレイにしたなら、枕の中のダニも除去したいですよね。
私がコインランドリーで枕を洗濯・乾燥する一番の理由は、キレイに洗い乾燥させた枕はマシュマロみたいに真っ白でフカフカになることです!さすがに甘い香りまではしませんが、汚れた枕とは比べ物にならない寝心地になるので、夜もぐっすりと眠ることができますよ。
コインランドリーで洗えない枕の洗い方
コインランドリーで洗えない枕を洗うおすすめの方法は
①クリーニング業者に出す
②部分洗いする
です。枕によっては手洗いも可能ですが、はっきり言ってものすごく手間がかかるので、私はおすすめしません。枕を手洗いする時間と手間、失敗するリスクを考えたらクリーニング業者に出すほうが、多少費用は掛かりますが、よほどお得だと思っています。
①クリーニング業者に出す
クリーニング業者に出す際に気をつけることは一つだけです。
クリーニングは水洗いでお願いすることです。枕の汚れはドライクリーニングだと落としきれないためです。
私が枕のクリーニングをお願いしている業者だと、金額は1,800円くらいでした。コインランドリーよりも少し高いくらいの金額で、新品のように真っ白になって戻ってくるのですごくおすすめです。
ただ、私がクリーニング業者にお願いするときに毎回思うのは、クリーニングに出して2~3日は戻ってこないので待っている時間が長いというです。コインランドリーだと乾燥をしても2~3時間で完了するんですよ!それに比べたら2~3日は長いな~といつも思ってしまいます。クリーニングが終わった真っ白な枕を見るとそんな気持ちも吹き飛ぶんですけどね(笑)。
②部分洗いをする
部分洗いって一部しか洗えないなら意味がないんじゃ…。部分洗いって聞くとそんな風に思いませんか?
さすがに丸洗いすることと比べると効果に差がでてしまうのですが、実際に部分洗いをやってみると汚れはかなりキレイになります。それに、臭いもかなり抑えることができるんですよ!私は子供がちょっと戻してしまい枕の端が汚れしまったときや、うたた寝をしたときのよだれで汚してしまったときなど、クリーニングに出すほどの汚れではないときは部分洗いをしています。クリーニングには少しではありますがお金がかかるので、枕全体に汚れが広がっていないなら部分洗いで十分キレイになるのでおすすめですよ。
部分洗いのやり方
step
1中性洗剤をぬるま湯に溶かして薄める。
step
2タオルを①に浸し、硬く絞る。
step
3②のタオルで枕の汚れが気になる部分を拭く。
step
4陰干しをして乾かす。(乾かす時間は2~3日くらいです)
普段のお手入れはどうする?
自分の枕にあわせた洗い方をする必要があるのね。
でも、枕って頻繁に洗えないのよね…。
普段から汚れがたまらないようにできないのかしら?
枕を3日に1回洗う人はいますか?ほとんどいないと思います。でも毎日使うものだから当然汚れはたまっていきますよね。では、汚れをあまりためないような普段のお手入れはどうしたらいいのでしょうか?
実はすごく簡単なこと。
それは汚れがたまりにくい枕にすることができます。
つまり枕を乾燥させることと枕のカバーをつけることです。
すごく簡単なことですよね(笑)。でも効果は抜群です。乾燥させることで枕のダニを死滅させることができますし、湿気を飛ばすこともできるので、気持ちよく枕を使い続けることができるようになりますよ。また、カバーをつけることで、頭の皮脂汚れなどが直接枕につかないようできます。
こんなことで…と思われるかもしれませんが、これら2つを普段からやっておくと枕の汚れ具合が全然変わってきますよ。
私がカバーなしで使っていた枕は安物だったこともあるのかもしれませんが、枕の全面に毛玉がつき、黄ばみとシミがひどく、一目でボロボロなのがわかるくらいになってしまいました。また、ダニやカビの温床になっていたのか頭に湿疹ができてすごくかゆかったのを覚えています。ひどい有様だったのですぐに買い替えました。
買い替えた枕にはカバーをつけ、定期的に干していたので、見た目も身体への悪影響もなく、効果はしっかりとあったのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
全ての枕がコインランドリーで洗えるわけではないので洗濯表示を確認するようにしたほうがいいと思います。もし、コインランドリーで洗えない枕だったら、クリーニングに出したり、部分洗いをするなどをして、きれいな枕で質の良い睡眠を手に入れましょう。